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絵置き場

Category: L世界は僕らのために(オリジナル合作:作品集)

影見(四季+尚季) 

2008/05/04 Sun.

尚季+四季

お前はいつだって独りだろう?


僕と同じ姿している<もう一人の僕>


低く冷たい声は全てに拒絶していて
鋭く冷めた瞳は全てに失望していた


貴方は独りじゃないですね


俺と同じ姿している<もう一人の俺>


温かい声は全てを許していて
優しい瞳は全てを受け入れる


「どうしてそう思うんだ」
「貴方が、昔の僕・・・以前の僕じゃないんですか?」
「・・・だとしたら何だというんだ」
「何で戻ってこないんですか?尚季さん」


僕の言葉に複雑な顔をしていた


「今の俺は尚季じゃない―――」



 影 見 - か げ み -



「夢・・・だったのかな?」


目を覚ませば朝
自分でもびっくりするくらい、大粒の汗をかいていた


「鏡に映ったような・・・感じだったな・・・」


自分と同じ顔をした人が、学生服を着ていて
僕のことを尚季と呼んでいた


「あの人の名前はなんだろ・・・」


名前を言っていたような気がするのに
思い返しても思い出せないでいた



「四季・・・くん・・・」



夢を見ていたから眠った気がしないのか
目を覚ましたというのに、けだるく眠気が襲ってきた

次に目を覚ましたときには
自分が何を呟いたかの意味もおろか、呟いたことすらも覚えておらず
さっき眠ったはずなのに、学校にいた記憶はあったりと
自分が自分でないような錯覚と記憶に戸惑っていた


「朝と夕方の記憶がごちゃまぜになっているのかな・・・」


どう考えても答えの出ない答えを探すより
今ある現実を受け入れるしかなかったんだ
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Category: L世界は僕らのために(オリジナル合作:作品集)

秋の妖精(俊+四季) 

2008/04/17 Thu.

俊+尚季


のほほーんと“僕ちゃん”をしている尚季だが
おれに対しては“僕ちゃん”をやらない

昔の尚季は俺様だったから

おれの気まぐれを嫌がるくせに
嫌々でも相手をしてくれる尚季

けれど、本当は面倒見がいいから

好きなのか、嫌いなのか
友達なのか、他人なのか

今の尚季はおれの知っている尚季ではなくて
けれど、尚季であって・・・


誰にでもある人と人の間に引かれる境界線を
おれ達で測ればいったい何になるんだろうか―――


 秋 の 妖 精 


おい、そこに居るヤツら、10秒以内に出て来い


急に口調を強めて、扉の向こうに向かって話す尚季
向こうは返答がないが、空気が動いた気がした

「きゃ!バレちゃったわ」
「ちょ・・・ヤベーって!」
「素直に出て謝ろうよ、修平先輩」
「そーよ、修平先輩」


10、9、8・・・

「何で、オレが悪者扱いなんだよ!!
 おい、宮部!!」

「俺は中の話は聞いてないから知らん」


7、6、5・・・

「ふざけんなよ!つーか、元は藤堂!
 お前が聞き耳立ててってから・・・」


ドコまで聞いてるのかな?君たち


扉を開いて、ニコニコといつもの笑顔で問いかける尚季に
一瞬、空気が止まった
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こんぺい糖(尚季+修平) 

2008/04/15 Tue.

修平+尚季

生徒会メンバーって基本的に
個性強くて変わっている人の集まりだとオレは思う

その中でも特に会長はよく分かんねぇ・・・


「修平くんにも、僕の可愛い猫ちゃんみたいに
 これで終わりにしたくないって思えるような
 何かに出逢えたらいいね」


いつだってニコニコのほほんとしているくせに
言うことは言うし
時と場合によってはスゲぇこと言うのに自覚なかったり・・・



こ ん ぺ い 糖



ただ・・・
一つだけ言えるのは

考えた一言でも、何気ない一言でも
会長の言葉って何故かスっと自分の中に入るんだ―――

本当、不思議な人だと思う
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ヒコーキ雲(桐都+尚季) 

2008/04/14 Mon.

桐都+尚季


俺はつまらない入学式を受ける気になれず
抜けだして暇つぶしに校内を歩いていた
そんな時にヤツを見つけてしまった


尾崎尚季―――


中学時代、どうやっても勝てなかった学年首位者
どんなヤツかちょっとは気になっていたから
遠目から見たことはあったし
俺の妹が尾崎の妹と知り合いだった、というのもあって知っていた

サボリをしそうなタイプではないから
何故ここに居るのか少し興味を持って声をかけたのが運のツキ


「あれ?さっき庭で会った人だ!また会えたね
 同じクラスだったんだぁ」


こんな大人しい雰囲気だったか?


俺のこいつに対する第一印象は「食えないヤツ」
いい子ちゃんタイプで・・・でも、どこかつかみ所がない


 ヒ コ ー キ 雲


ただ―――
この“違和感”に気付く日が、あんな形で来るなんて思わなかったがな
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SAKURAアメ(尚季×佳奈) 

2008/04/12 Sat.

尚季×佳奈


入学式の式場までの道のりが分からず迷子になっていた私に
声をかけてくれたあの優しい雰囲気でほわーんとしていた人

1年生だった自分を懐かしそうに話している姿を見て
相手が先輩だったにも関わらず普通に話をしてしまった



「じゃあ――――また会おうね」



話に夢中になっていて道案内してくれたお礼は言えても
親切に案内してくれた人の名前を
聞きそびれていたことに気付いたのは
新入生の席について一息ついた時―――


わわわ!あの人、在校生代表で壇上に出ているし・・・
しかも生徒会長だったんだぁっ!
どうしよう・・・私、スゴイ人と話しちゃったんだなぁ・・・



「・・・あ、もしかして自分が代表として出てくるから
 あえてあんな風に言ったのかな?」



 S A K U R A ア メ



『じゃあ――――また会おうね』



先輩であの時以外に会うきっかけはないだろうと思っていた私は
あの一言を思い出して少し心が弾んだ



「尾崎・・・尚季先輩、かぁ・・・」



今考えたら私はこの時から尾崎先輩・・・
尚季先輩のことが好きになってたんだと思います
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